コンクリート診断士について |
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コンクリート構造物は年月を経ると様々な要因で劣化が始まるため、適切な処置を講じなければなりません。
なかでも多くの重要な構造物を形成しているプレストレストコンクリート構造(PC構造)を診断し、補修や補強を行うことは、先人達が築いた貴重な財産を守り、なおかつ長く使用することでコスト削減+エコにもなるため、現代を生きる私たちの重要な責務といえます。
こういった背景から、今、コンクリート構造物を維持管理するための技術、およびそれを有する技術者・・・つまり『コンクリート診断士』の存在が注目されています。
コンクリート構造物はすでに既存のものだけでMAXに近い数量まで膨れ上がっており、それらが年々寿命を削ってゆくのに比例してコンクリート診断士のニーズもますます高まってゆくことが考えられ、将来有望な資格といえるでしょう。
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コンクリート診断士の仕事 |
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『コンクリート診断士』とは、コンクリート構造物の診断や維持管理を専門に行う技術者のことで、その資格の認定は“社団法人日本コンクリート工学協会”が行っています。
具体的な業務は、コンクリート構造物のひび割れ、劣化、耐震性能などの調査、診断、補修対策など、既存のコンクリート構造物の維持管理が主になり、知識ばかりでなく、性能の評価や判定に関しても的確に判断・指導できる技能が求められます(注:主として“新設”のPC構造物の設計や施工に関わる専門技術者は「プレストレストコンクリート技士」です)。
主な活躍の場は、コンクリート構造物の調査・診断会社、設計事務所、コンサルタント会社、電力会社、生コンクリート・セメント会社など。
なお、コンクリート診断士は民間資格であるため、有資格者でなければ上記の業務を行えない・・・というものではありませんが、ニーズが高まることが予想されるこれからの時代、専門の知識と技術を有していることは大きな武器となるでしょう。
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コンクリート診断士の試験について |
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『コンクリート診断士』になるためには、2日間の講座を受講した後、コンクリート診断士の認定試験を受験して合格しなければなりません。
同じコンクリート関連資格である“コンクリート技士”と比べると判定基準は厳しく設定されており、合格率も14%と難しくなっております。
なお、試験内容は以下に示す通りです。
@コンクリートの基礎、A鉄筋コンクリートの変状、B劣化の機構、C測定手法、D劣化の予測・評価、E判定基準、F構造物の安全性判定調査、G構造物の使用性判定調査、H具体的調査方法・診断方法、I補修・補強の方法、J技術・規準類の変遷。
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